一之宮神社 高山市国府町  【ひだの神社 #010-02】


ひだの神社 #010

ひだの神社を順番にご紹介しています。(この項は、飛騨神職会発行「飛騨の神社」を参考にしています。)

一之宮神社
(高山市国府町名張)

銀幣社
祭神
 下照比売(したてるひめの)命

由緒 創立年代は不詳。「日本書紀伝」に、「祭神下照比売命」(大国主命の女で、典稚彦命の妃)下照大権現」と」あり、往昔より一之宮大菩薩と称し、大宮又は一之宮と呼ぶ。

 元禄検地帳その他に「一之宮」とあって、名張郷の産土である。

 国中の崇敬者多く、特に武将の信仰が厚かった。

 慶長年間(西暦1596-1614)国主金森長近、大乗院をして祭祀せしめ、金森家は代々の崇敬厚く、社殿の造営・修復および幣帛の寄進等があった。

 金森家国替以後、歴代の代官郡代また本社を尊崇し、社殿その他の造営寄進があった。 

例祭 9月6日
氏子 80戸
境内 1,154坪

神社の写真はこちらをご覧ください。