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私は元極功法を始めて3ヶ月目に、
その普及基地である蓮花山に初めて行きました。
そして戻ってくるとすぐに、自分の竅穴が
どれぐらい出来上がっているのか、
その大きさが判るようになりました。
蓮花山は修錬者にとって(一般の人にとっても)特別な所ですし、
特別講座が開かれる年5、6回の時は、
特別に気の場の強い刻(とき)な訳で、
その時に特別な功法を授かるわけですから、なおさらです。
現在、蓮花山は特別な所ではなくなってしまいました。
その場所にあった七つの龍穴は全てなくなり、
高山新宮に移動させられました。
今修錬をしている皆さんにとって特別な所は、
ここ日本の高山新宮で、
特別な時とは日之本元極で開催される特別講座の刻(とき)です。
蓮花山から戻って2ケ月ほどすると、
講師になるようにとの依頼があったので、
軽い気持ちでそれを受け、
元極を始めて5ヶ月で講師になったのです。
今から思うと、冷や汗が出るようなことでした。
講師になってしばらくすると、
他人の竅穴のでき具合も判るようになっていました。
しかし、自分の教えた人たちの竅穴は観るものの、
師や先輩の竅穴を観ることは一切しませんでした。
それは、師については、恐れ多いことだと思いましたし、
先輩について言えば、
それをすることは失礼なことだと思ったからです。