食べ物とその生産について―3

この夏、政権は自民党から民主党へと変わった。
それで農業政策がどう変わるのかは、暫く見てみるしかないが、
今までの施策はこちらに詳しい。

日本の風土・自然・環境は、水田によって守られ、維持されてきた感が大きい。
その水田を止めることに補助金を出したり、転作することに金を出してきている。
米の国内生産を減らし、一方で農薬漬けのような外米や、人の食べられないような米を輸入しているのである。

外交的な遣り取りもあるのであろうが、国土と自然を守るという大前提に立てば、これらの障壁は越えられるはずだ。

化学肥料や農薬・除草剤を極力少なくし、有機肥料と低農薬で米を生産する。作量は2割程減り、労力は増える。しかし、日光の恵みを受けたは天日干し米は、2~3割り増しの価格で売れる。倍以上する米も結構売れると聞く。

こうした努力をし、環境を守り、うまい米を作る百姓(敢えて百姓という。張先生は、いつも「私は百姓です。」とおっしゃっていた)に、補助金を出せばよいのである。基準を決め、有機栽培米に補助金を出す。

面積に比べ作量は減るが、荒れ地にして放っておくよりは遙かによい。程よい量の良質の米が、国中に溢れるのである。転作で奇を衒って、外国の奇妙な野菜を作る必要もない。
水田が増えれば、虫や鳥の生態が戻る。

日之本元極講師の飯村(百姓の長男)や尾村(同じく百姓の次男)の実家で作る米は、日之本元極の農業用場創りセットで、田んぼに結界を創った中で育てられている。更に田植えから稲刈りまでの間に、彼らの度重なる帯功を受け、エネルギーに満ちた米に育っている。

今週、どちらも新米が出来てきたが、一言「うまい。」・・・・「う米」
尾村家の新米は既に完売。
飯村家の米は、農協に出荷するのを停止して、日之本元極でも修練者の皆さんに販売したいと思う。


ペタしてねペタしてねペタしてねペタしてね

ペタしてねペタしてねペタしてねペタしてね