「すわいしょう・そわか」を修練すると、「屁」が出ることについて 3


Bさんの場合には、邪気がおならとして排泄されているのです。

この方の場合には、いつも邪気を探して、気にしているので、
人の二倍も、三倍もの邪気を身体に吸い込んでしまいます。

これが、邪気をため込む原因です。
邪気を貰う事を気にするがあまりに、人の何倍かもの邪気を反対に貰ってしまうのです。

こうして、いっぱい貰った邪気を、すわいしょうをすることで、
全身からも、両手からも、そして「おなら」としても、吐き出す事が出来ているのです。

「すわいしょう」の功法としての効果は、確かに発揮されては居ますが、
総合的な結果としては、問題が残ります。

邪気をガードする意識は必要ですが、
あまりに過剰な意識は、反対に邪気を呼び込む事になってしまいます。

場の悪い所はなるべく避けられれば避けた方が良いのですが、
重い病気の方などを、避けるような行為は養徳上からも感心しません。

邪気をあまりに毛嫌いする意識を、なくすることです。

すわいしょうの練功は立派に出来ているのですから、
常日頃抱いている、その邪気を極端に嫌う意識を払拭する事です。