人の構造について 10


意識 6
これら五つの意識は、皆一人の人の構成物(物?と言えないかもしれませんが、的確な言葉が見つからないので・・・)ではありますが、
皆さんが考えている以上に、と言うか、完全にそれぞれ独自の独立した意識です。

例えれば、たった五人の従業員しかいない小さな会社の社員のような存在です。

各々全く独立した存在ですが、同じ社内にいるとき(肉体が存在している期間)は
協力していかねばならない運命にあると言えます。
意識はそれぞれ独立した個人のように全く別個の存在ですが、
外部から見れば、OOOO株式会社のように一つの組織です。

こうした構造にもかかわらず、人々は何千年もほとんど「顕在意識」のみの働きで生きてきてしまったのです。

うっすら「潜在意識」や「心」の存在は判っていても、全くどうしたらよいモノか
、その糸口すら掴めないで来ました。

元極功法では、これらの構造を明らかにするだけでなく、「心竅合一法」「極和伝達法」などの手法を駆使し、
人としての完成を高めるために修練を代々積み重ねてきたのです。

先代掌門人である張志祥先生は、
それらを公開に当たり簡略かつ判りやすく「本性」「本命」という形で説明なさったわけです。

そしてその理論的根拠を元極図(げんきょくず)という宇宙のホログラム的シンボルとして表し、
理解を深める手だてとされました。

しかし時節到来し、宇宙の原理を新たに「もとつきわみ図」と表し直し、
本来の面目を公示する必要が出てきたのです。