絶食・絶飲食錬功会 32

理想的な食事の取り方 2
(070902掲載済み)

 人というのは、周りと同じ生活をしているとストレスを感じないけれども、

周囲の人達と違う行動を取るということで、ストレスを感じてしまいます。

人と違った生活をして、わざわざストレスを創り出す必要はありません。

或いは今の生活スタイルを変えるということ自体が、ストレスになってしまいます。

ですから、標準的な生活スタイルを保って、

その延長線上で、生活を整えることが必要でしょう。

 食事の回数を減らすことによって、脂肪に変化が起きるかどうかは、明言が出来ません。

それは一度に食べる総量や、その人の運動のレベルによって相違しますから、明言出来ないのです。

しかし、吸収しやすいかどうかという点では、回数を多くすれば多くするほど吸収率は悪くなり、

少なくすれば少なくするほど吸収が良くなるといえます。

 食事のコントロールは、非常に難しいモノです。

前述の様に現在での理想的な食事の回数ですが、

日常的には三回とするのが適当だと言えましょう。

しかし現代の生活の中にあって、朝食の時間は、目覚めてからすぐに食べる事がほとんどです。

そうではなくて目覚めてしばらく経ち、ある程度の時間が経過して快適な状態になった時に、

すなわち食欲が出てきたときに食べることが良いといえましょう。

 現在の時間帯の昼を食べて、夕食を食べた他は何も食べないで空腹な状態にしておいて、

次の食事を食べることが最適な状態だと思います。

反対にあまり空腹を長くすることも、身体の活動を保証する上でも良くありませんから、

適度に身体にエネルギーが満ちていることも大切です。

回数が三回と定めるならば、それぞれの食事の時間は、

自ずから決まってしまいます。

その時間は、空腹を保つ時間ですが、5時間ないし6時間が必要となります。

現代の生活形態では、5時間半位の空腹時間が一番最適ではないでしょうか。

もちろん食事の時間を充分にとってゆっくり食べることや、

気分良く食事をすることは、大切なことです。

これらのことを無視して、機械的に回数や時間を決めるのではなく、

落ち着いて食べれる時間に設定することが肝要なことなのです。

シグマDP2Merrill(メリル)