中国 医緩の神へ 1

先日書きました「医緩」は、紀元前590年ごろから573年頃の人だそうです。

神になっておられますので、横隔膜について伺ってみました。

横隔膜は其の昔、どのように把握されていたのか教えてください。
なにも当時は分かっていなかったと言うより他はありません。

ただし、人の身体を見、人の身体に触れ、人の身体をとことん観察し、

その病の因をたどるならば、熱病で亡くなる者達は、この膏(こう)肓(こう)たる所に病因があり、

そして病の結果が、そこに伏せられるという思いがありました。

触れてみて、感じてみて、そこの部分の重いだるい、そして汚い印象があると、病は治らず、

同じ症状でも、そこが柔らかくて、みずみずしいと病は治るということを、

何例も 経験をしながら、私は、この横隔膜が極めて重要な、

疾病に関わる鍵となっていることを、発見したのです。