新心身共鳴神法 4


消化器の内部に次々と炎症を起こすクローン病について言えば、

仕事が忙しかったり、精神的なストレスが

過大だったりするときに症状はよく現れます。

これは、自分のなかの意識が「辛いなぁ」とか

「やってらんない」などの情報として放出され、

フィルターを通る時、

それが増幅されてまた自分に戻ってきます。

その時、胃や腸に少しでも痛いなどの症状があったとき、

それを繰り返すことによって、

それらの意識はほとんど脳の中を占領し、

他のことが全く考えられなくなります。

それによって消化器内の炎症は次から次に拡大を始めます。

この時、精神的に耐久力の強い人は、

この無形のフィルタの増幅度を

マイナスゲインに落として自己を守ることができます。

その処置ができない人は、どんどん増幅を繰り返し、

脳内が破綻します。

つまり一つのことしか考えられなくなり、

他のことが全く欠落し、処理できなくなります。

このフィルターをきちんと機能するように

この功法では、作用するのです。

ただし、それには膨大なエネルギーが必要になります。

この功法を施術すると同時に、

無形の脳のフィルター部分とともに、症状が出ている部分にも

大量の三元エネルギーを供給する必要があるのです。

ほとんどの場合、自分の修練だけで

それを賄う事は不可能です。

1カ月から1ヶ月半の気絶神倉法によって

一日24時間、三元エネルギーを補給してあげる必要があります。

まだ数少ない症例ですが、

施術後、三元エネルギーさえ足りていれば

うまく作用しているようです。

ただし足りなければ、元の木阿弥とはいかないなれど、

期待通りの効果は出ません。

このことは、人格統合調和法も同様のようです。

以後この新心身共鳴神法と人格統合調和法は、

同時に二回の気絶神倉法の施術を

組み合わせることなく実施することはしません。

できれば三回の気絶神倉法をおすすめします。

それほど皆さんの修練の質と量が欠けているからです。

この改善方法を思いついたのは、

私が若い頃エレクトロニクス技術屋だったからです。

以下にネットで探したオペアンプと、コンパレータ回路の説明を載せますが、

非常に分かりやすく書かれていると思います。

このアンプの出力を、正帰還してオーバーフローし、

あたかもハウリングを起こす様に肉体的な症状を出すのではなく、

自己のコントロールの内に

ネガティブフィードバックすることで安定させるのです。

また、我々の生活の中である閾値を持って、

それ以上は可、それ以下は不可。

というような事があります。

そういった場合、あまりその閾値を厳密に決定していると、

ちょうどその前後のきわどいところを判定する時、

精神的に非常に不安定になることがあります。

そうした場合、あとでご紹介するコンパレータ回路の

ヒステリシスという考え方があります。

この功法では、そうした考え方を

無形のフィルター内で実現しています。

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