泰山にて 8


好転反応に似たようなものに、
頻繁に出る咳と痰があります。
私やババタヌキが、よく咳をしたり、
痰をティッシュペーパーで処理しているのを見て、
どっか悪いんじゃないですかと、
言う修練者が居ますが、
よく道理が分かっていない人だと思います。

私が元極功法を始めた頃、
「蓮花山風邪」という言葉がよく行き交っていました。
どういうことかというと、蓮花山に講座を受けに行き、
10日ほどを滞在して充分にエネルギーをいただいてくると、
皆さん、咳や痰がしばらくの間出たからです。
現代人のほとんどは、汚れた空気を吸い、
受動喫煙や放射能の汚れなど
本来体外へ排出すべきものが
いっぱいあるにもかかわらず
排出する力がないため、
体内に蓄積されたままになっているのです。
そうした状態から修練をしたり貫頂・帯功などの施術を受けて
悪いものを排出する力が体内に供給されると、
肺からは咳という反応で痰という形をとって
本来体によくないものものを体外へ押し出すのです。
私は元極功法を始めて来四半世紀、
ずっと咳と痰には、毎日「さよなら」をし続けています。
生きている限り、
悪い物は毎日体内に入り続けてくるからです。
毎日の修練で、体内をキレイにしておけば、宇宙に「エントロピーの法則」がある限り、日々汚れは押し寄せてきます。

ほとんど咳や痰の出ることがない修練者は、
自らの修練が全く足りないのだと認識すべきです。

中国

Posted by masuda