香の害について 1

最近、洗濯洗剤や柔軟剤にきつい香りのものが多くなってきました。
香りが長く持続し、洗濯した物を、朝着ても夜まで
ずっと匂いがし続けるという物が人気のようです。
しかし我々修錬者にとってみれば、不快極まりなく、
ホテルのエレベーターや、バス・電車の隣の席の人が
そんなものを着ていたりすれば、あたかも拷問のようです。
香りの害は極めて身近にあるために、
周囲の人はもちろんですが、
着用している本人も自分の使っている香りが気にならないで、
大量に鼻から、皮膚から吸い込んでいます。
その害を確実に身体にしみこませていきます。

香りが長時間香るという現象は、

その香りの分子は壊れずに身体の中に吸収されるわけですから、
壊れることの無い化学物質は、やはり長時間、
身体に作用し続けて悪さ・いたずらをします。

鼻から、皮膚から入ってくる極めて細かい分子構造ですから、

身体の中に入っても誤認識されやすい物質であるわけです。
毒とは認識されず、毒ではなく、
身体に重要なものだと誤認識してしまうのが、
香りの害の本質的なところです。

つまり、おおきな公(香)害問題です。

重要な環境汚染といえますし、
環境ホルモンと言われ続けてきたダイオキシンの害などと
同じ傾向を持つことにもなりかねません。

害は、まだ解明されていませんが、

その後に具体的に分かったときには、
すでに遅しで、害は身体や環境をむしばんでいると
言えることでしょう。
既に全国で数百件、これらの香りによって体調が
おかしくなったという訴えが出始めてきています。
これも一つの、世の中の終わりの出来事です。
人々の身体を蝕み、子供の生命を蝕む出来事の一つです。
終末の時の悪しき出来事の一つです。