ピカソ展(12) 国立新美術館、サントリー美術館、名古屋市美術館

ピカソ本人が語るミノタウロスを繰り返し描いた理由です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私がミノタウロスを書いた理由
その理由は、二つあります。
一つ目は、その姿が勇壮で猛々しく、獣の形相を示して、われを忘れ、獣と化して要求に応じて動く容姿をしていて、まさしく人の、獣としての気持ちを象徴していると感じましたし、人の中に住むミノタウルスの存在を感じました。
男性の性の象徴として、獣のような荒々しい征服する様な感情を、私はそこに感じ、それを描き、上手く顕し切れたと自負している所です。

もう一つの理由は、そこに、神の宿る霊魂をみていたのです。神の宿る瞬間、それはまさしく性に乗り移ったかのように躍動感のある、その瞬間の形相です。その形相を描きました。神の操る 形相によって、我々の性の衝動がそこに起きている、そういう現状を描き顕したかったのです。

神は、我々を指導的に導きながらも悪さをすることもあります。
衝動的な行動を取らせるときには、神が操っている場合もあることを今の私は知っています。これらの絵画を顕したその時の私は、知っているのではなく、そのことを感性で捉えていました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(続く)

今、国内三カ所でピカソの展覧会を開催しています。会期残りわずかです。
巨匠ピカソ愛と創造の奇跡   国立新美術館    ~12/14
巨匠ピカソ魂のポートレート  サントリー美術館  ~12/14
ピカソとクレーの生きた時代展 名古屋市美術館   ~12/14


写真をクリックすると大きくしてご覧になれます。 ドラとミノタウロス(コンポジション)1936

潜在能力と気功・功法 気功教室日之本元極 with シグマDP1,パナソニックLX3サイキック写真-ピカソ 気功 ミノタウロス