天目と特異効能について(5) 【気功講義 Vol.51】

我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。

「天目と特異効能について」について、6回にシリーズの5回目です。

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「階む」や「階ひと」の段階で、上丹田の位置を感じてみると、ほぼ表皮にあると感じることでしょう。しかし修練の年期を積み重ねていくと、その位置は効力の上昇と共にだんだんと中に入っていきます。そのことは上丹田のみでなく任脈及び督脈の通路自体も中に入っていくのです。

 古人は、小周天(任脈と督脈を通じさせること)を貫通すると地仙(仙人の一段階)の次元に入り、過去、未来のことに通暁出来るとしていました。肉体上・小周天ルートには、尾閭関、命門、夾脊関、玉枕関といくつかの関門が存在します。この関門突破は容易なことではありません。古来「衝関」と言い、激痛を伴う大きな修練上の障壁とされてきました。

 公開前の功法では、修練者が師より貫頂を受けるのは一生で一・二度で、自らの修練のみで貫通をしていかねば為りませんでした。しかし現在では、修練者の多くは望めば幾度でも受けることが可能です。その貫頂によって、任・督・中脈の貫通を促進してもらえます。

 元極図理論に則る中国元極学功法では、この一つ一つの関門に九つの階層があって、皮、毛、肉、骨、髄と順次に深く入っていくとしています。

 元極秘籙の中に「九龍噴水紛紛洒(きゅうりゅうふんすいふんふんさい)」とありますが、「九龍」とは、九つの竅穴を指すのと同時に、各竅穴が九層になっていることをも顕しています。そしてこの九層の一層ずつが更に九層に分かれていて、9 X 9=81層を全て貫通してこそ完全なる小周天の貫通になるのです。
(つづく)

日之本元極  亀仙人


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Posted by masuda