新心身共鳴神法 12


この功法を考えつく切っ掛けは、

今年1月インドでの功法示唆に続いて、

5月から6月、立て続けに修練者に問題が起こりました。

1つは、家庭内の大きな問題で、

正常に色々な物事を処理できなくなってしまった人がいました。

その大きな試練に、

耐えることができずにパニック状態です。

日之本に来た時には、

講師や他の修練者たちによる支えもあり、

目の前の事に集中しているときは忘れてもいますが、

それでも集中力にかけていました。

さらに家庭に帰り、周囲の者に、

家庭内の問題を繰り返して説明をしなければならない。

同じことを繰り返し、繰り返し説明し、

理解してもらえるように丁寧に話すことによって、

意識はさらにその問題一点に強化されていきました。

周囲の者に、そんなことを言い続けているのですから、

良いわけはありません。

まずは、このことの事態から抜け出さなければならないのです。

そして、このことを繰り返したがために、

落ち込むようになりました。

もともと、この人は、

一途に一つのことを思い込むような性格でしたから、

思い続けたら、このことから抜け出すことができないのです。

これがうつ病の基礎となる性格特徴なのです。

一つのことを考えすぎて、ほかのことを考えられなくて、

いわゆる猛烈社員が鬱病になるのと同じ原理です。

このような人は、性格特徴として鬱病を引き起こしやすいのです。

しかしながら、気持ちを修練に分散することができれば、

思いの重さは分散できるはずです。

一つの思いから解放されるのです。

そうした状態の持続は、最悪な事態です。

同じことを繰り返していること、

同じ思いを持ち続けなければいけないこと、

早く、そうした状態から引き上げて、

仕事や他の興味に向かわせることだと思います。

修練をたくさんさせることをした方が良いのです。

また、そうした状態では危険ですから、

自分で運転することはせず、

公共の交通機関などで移動するようにすることです。

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